ミラーレスを使用してしばらく経ちます。
普段の撮影には慣れて来ました。
商品撮影のライティングをするときなんかは、モデリングが見辛く苦労しました。6灯以上使うと細かいハイライト等が非常に見辛いです。
まぁそれも慣れで、問題無くこなせています。
ただ、1つどうしようも無いのが、逆光でのストロボ撮影です。
CANONでは「露出シュミレーション」がoffになります。
これは、どちらか自分で選択出来れば1番良いのですが強制的に「off」になる仕様です。
別にoffになったからといって問題無ければ良いけど、逆光でのストロボ撮影では人物の表情が真っ暗で笑ってるのか、眼を閉じているのかすら分かりません。
簡易に黒い紙の上にベージュのテープをT字に貼って見え方を比べました。
SONYは普及機のa7Ⅲでも測距点連動スポット測光があります。
暗部が見やすく、表情が確認しやすくなります。
明るいハイライト部分は真っ白になってしまいますが、表情を見ながら撮影したいので問題無いです。
CANONでは全く見えません。使い物になりません。
以前にショールームでR3のOVFビューアシスト機能を確認しましたが、若干マシになっている程度でSONYカメラでの表情の見やすさとは全く違いました。
CANONの露出シュミレーションで測光モードをスポット測光にして解決しようとしましたが、無理です。CANONのミラーレス R3 R5 R6Ⅱなど全てスポット測光は画面中央部分のみです。直接電話で確認しましたが、測距点連動スポット測光はありません。1DXⅢなどのみとの返答でした。
カメラの新型が出る場合は高感度ノイズや画素数、連射などのスペックに目を向けがちですが、ストロボを使って写真を撮りたい方は測距点連動スポット測光の有無も確認したほうが良いです。夕日や室内の窓際など逆光のシーンはたくさんあるので。