自分にあった三脚の選び方と、商品撮影のときの三脚のメリット

自社の商材を自分で撮影する場合どうすればいいのか
商品撮影などの場合はネット売ってる撮影ボックスのような物を使用しているケースや洋服のトルソー撮影などはソフトボックスを使用しているのが多いかと思います。

個人的には別に問題ないと考えています。
撮影ボックスでは、いい写真は難しいけど、なにもしないよりは良いですから。

カメラもなんでも良いと思います。ただ、ブレなければ。
手ブレ補正のカメラを使えば良いと思っていますか?

違います。
そこは三脚の出番です。

三脚はブレ防止だけでなくカメラを固定することが出来ます。

えっ?当然だろって。

そう当然なのですが、そのメリットを理解していますか?

商品撮影で商品がキレイに見えるアングルで固定出来て、ちょっと商品の角度を調整したり
小道具を置いて調整したりが出来ます。
三脚が無いと、アングルが固定されないので微調整の意味がないですよね。

つまり、例えばトルソーを回転して洋服のサイド背中の撮影やコディネートでアクセサリーの調整などが簡単になります。

最近のカメラはスマホとつながるので、カメラまで行かなくても1人で微調整しながらその場で確認も出来ます。
三脚があると毎回カメラを構えなくていいので、生産性が上がるのです。

じゃあ、どの三脚がいいのか。

○エレベーターがあって目線まで上がる。
これが重要です。
高さの微調整にエレベーターを使用します。

○ナットロック式三脚にする
レバータイプは使っているうちに緩んできます。
その緩み調整がめんどくさいです。

あとは雲台ですが、ギア雲台を勧めますが、しっかりしたのは高いので3way雲台を使用しましょう。
自由雲台は用途が違うのでやめときましょう。

3way雲台が付いて目線まで上がる三脚で予算内のを買えば充分いい写真が撮影できます。
スリック・ベルボンあたりが良いかと。

僕はいくつか三脚を持っていますが

○飛行機に持ち込み出来る小型スリック
○ロケなど人物撮影で使う中型マンフロット
○ロケの商品撮影で使う大型スリック
○スタジオ・ロケの商品撮影で使う大型ジッツオ
○車移動限定で高さが必要な撮影や俯瞰撮影などで使う超大型スリック
○スタジオではTOYOのカメラスタンド

用途に分けて使っています。

雲台も同様で

○商品撮影にはギア雲台
○ロケでの人物撮影には自由雲台
○スタジオでの人物撮影には3way雲台
といった具合です。

三脚はそれぞれ用途が異なるのでこれ1つというのは難しいです。
ですが、プロじゃないしいっぱい持っていても使いこなせない。
ということで選んでみました。

実際に触って確かめるのが1番いいのですが、地方だと見本が無くて難しいですよね。

ライトカーボンE74
パイプの太さも25mmと必要十分。
雲台込みで3万未満で購入可能です。
検討の余地はあると思います。

これは仕事では使っていませんが、ヨドバシで触って確認してみました。

僕は国産が好きです。
修理対応も速いので。