SmallRig 3457b

ワンオペで使用出来る小型ビデオ雲台が欲しくなりタイトルにあるSmallRig 3457bを購入しました。
スタジオ撮影や車移動のロケで使っているリーベックのRH25Dと比べると使い勝手は悪いのですが、そこは小型軽量とトレードオフでしょうか。

小型のビデオ雲台は色々あるのですが、ちょっとしたバランス調整機能と回転出来るアルカスイス雲台というのが決め手です。
望遠レンズとカメラ本体ではアルカスイスのプレートの付き方が違うので、回転して対応出来るので便利です。

ただレビューなどではSmallRig 3457bのパンは柔らかくて使い難いとありました。
実際に触って滑らかなパンは難しいと思い、グリス交換を考えましたが、これが固くて全く緩まない。ネジロック剤を使用してるのは想定していましたが、熱しても緩まない。
諦めて以前に使用していたパノラマ雲台を分解してグリス交換をし、滑らかに動かしたいとき用のパンに使用することにしました。これが大成功です。

パンの硬さを動画で撮影しました。

引っ張るのは輪ゴムで、前半がSmallRig 3457b本体のパンで後半がグリス交換したパノラマ雲台になります。
後半は適度な硬さで良い具合にトルクがかかっており、輪ゴムも伸びています。SmallRig 3457bのパンでは輪ゴムが伸びていないのが分かると思います。

パノラマ雲台分の高さと重量は増えたけど、許容範囲かなと考えます。
下の自由雲台は小型レベラーが無いし、写真撮影から動画撮影にスムーズに移行すると考えると自由雲台にSmallRig 3457bを乗せるのが早いかなとの判断で実際の現場を想定しています。雲台on雲台はカッコ悪いけど。